二階建ては平屋よりも安く建てられる?

二世帯住宅を建築する際に、ネックになりやすいのが建築コストについてです。建築コストを下げる目的で二世帯住宅を検討する方も増えてきていますが、選択する住宅スタイルによっては、それほどコストが下がらないケースも少なくありません。特に分離型の場合、全ての設備を二つずつ用意しなければいけませんから、一戸建てを二軒建てる場合と、それほど金額が変わらないことも考えられます。

お金と電卓このような状況の中で、少しでも予算を抑えてマイホームを建築したいと思うのであれば、二階建て以上の二世帯住宅について検討するのがおすすめです。同居型であっても分離型であっても、二世帯住宅は一般的な単世帯住宅よりも面積が広くなりがちです。平屋として横に広げるのではなく、二階建て以上で縦に積み重ねていく方式を選択することで、費用を節約できる可能性があります。

二階建て以上を選択する場合に、まず節約できるのが土地代です。平屋で二世帯住宅を建築しようと思えば、やはりそれなりの面積の土地を買い求める必要があります。二階建て以上にすれば、狭い土地を効率よく使うことができますから、土地代も安く済むでしょう。

すでに広い土地を保有している場合、土地代に関するメリットは期待できませんが、基礎工事や地盤補強工事にかかる費用を節約できる可能性があります。また平屋形式よりも二階建て形式の方が、屋根面積が狭くなり、こちらの面でも施工コストを削減できる可能性があります。

平屋ではなく二階建て以上の二世帯住宅を検討する場合のデメリットとして挙げられるのが、お年寄りや子供にとっての安全性を確保しづらいという点です。二階建てになれば、当然階段が必要となり、階段で足を踏み外したり、上部から落下したりする危険性があります。

お年寄りの危険を回避するためには、お年寄りの生活区域を一階に持ってくる方法がおすすめです。この方法であれば、親世代は平屋で生活するのとほぼ変わらない形で、日々快適に過ごせることでしょう。

子供の安全確保については、子供自身の成長が解決のカギとなるケースも少なくありません。今は右も左もわからない赤ちゃんであっても、いずれ子供は成長していきます。ベビーガードやベビーロックなど、階段付近の安全性を高めるための専用グッズも多数販売されていますから、新居にこれらを取り付けて、一時的に危険を回避する対策をとるのがおすすめです。

これらの工夫を踏まえれば、家族みんなにとって生活しやすい二階建ての二世帯住宅が完成するでしょう。平屋よりも安く、理想の住まいを手に入れられます。