親世代は子世代に干渉しすぎてはダメ!

いざ二世帯住宅の計画をスタートさせたら、親世代と子世代の関係性を悪化させないために、必ず注意しなければならないポイントがあります。それが、親世代は子世代の決めることに対して、余計な口出しはしないということです。

親世代と子世代の家族二世帯住宅で同居をスタートするということは、夫婦や親子といった絆で結ばれた人以外とも、一緒に生活をしていく可能性があるということです。二世帯住宅を建築するパターンで多いのが、夫の両親との同居ですが、この場合、夫の妻にとっては、義理の両親と一緒に家づくりを進めていくことになります。

もともと両者の関係性が良好であり、言いたいことはなんでも言い合える環境であれば良いのですが、現実には難しいでしょう。この場合、親世代が家づくりに対して頻繁に口出しをすることで、子世代の妻の要望が聞き入れにくくなってしまい、ひっそりとストレスを溜めてしまう可能性があります。溜め込んだストレスはいずれ爆発しますし、親世代との関係悪化につながっていきます。

親世代にとってもいろいろと言いたいことはあるかもしれませんが、自分たちで決められる範囲以外のことは、別世帯の話として脇に置いておくのがおすすめです。親世代にこうした意識がなかなか育たない場合には、息子である夫から、きちんと伝えておくことも大切です。言いにくいと感じることもあるでしょうが、きちんと伝えておいた方が、後々の関係悪化を防ぐことにもつながります。

また親世代が余計な口出しをしないという意識は、二世帯住宅での生活が実際にスタートした後も、より一層必要となります。子世代と一緒に生活をするようになれば、別居時代よりも気になる点も増えることでしょう。特に子世代が育てる子供は、親世代にとって可愛い孫にあたります。可愛い孫のことを思うからこそ、その教育や生活環境に、口を出したくなることもあるかもしれません。

とはいえ、親世代にとってもそうであったように、自分自身の生活スタイルや教育方針について、外部からあれこれと干渉されるということは、決して気持ちの良いものではありません。ましてや二世帯住宅で同居中の義理の両親から口出しされたら、逃げ場のない干渉のように感じてしまう妻も多いことでしょう。

二世帯住宅で抱える悩みの中で、この親世代からの口出しに関するものは、決して少なくありません。お互いがお互いに対して、心地よい距離感をキープできるよう意識することが大切です。